遺言を探すには : 宮城県仙台市の司法書士・行政書士による遺言ガイド

遺言を探すには!?

せっかく遺言を遺しても、発見されないとなんの意味もありません。ただ、反面遺言をされた方が存命中からどこにあるのかがはっきりしていると、書き換えられたり、場合によっては破棄されてしまう可能性もあります。

つまり、遺言は「遺言をされた方が生きているうちは発見されにくく」「亡くなられた後は発見されやすい」場所に保管してあることが望ましいと言えるでしょう。

ただ、現実にはなかなかこのように一見矛盾するような保管場所を確保することが難しい場合があります。

そこで、今は、遺言を保管するサービスを行なっている事業者も増えてきました。

従来から利用されているものでは、銀行の貸し金庫を利用する事ができます。

新しいものとして、信託銀行の遺言信託サービスを利用する場合には、信託サービスの中で遺言書を保管するサービスも受けられるようです。

また、遺言の作成を専門家にお願いしていたり、遺言執行者を選んでいる場合には、専門家に預けておくことが望ましいでしょう。

信頼のできるご友人い預けておくことも方法の一つですが、万が一預けていた友人が先に亡くなってしまったり、遠くへ転居してしまったりすると、実際の相続時に遺言が確認できない場合もあります。

いずれの場合もポイントとなることは、遺言をされた方が亡くなった際に、遺言をされた方が亡くなったことを遺言書を保管をしている方に確実に伝えられるようにしておくことです。相続人の一人に連絡を頼んでおいたり、信頼のできる方に連絡をお願いしておくべきでしょう。

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